みなさんは、どんなときに赤ちゃんを抱っこしますか?
またはすると思いますか?

赤ちゃんが泣いてしまったとき、寝かしつけのとき、外出時など…
さまざまな場面で抱っこをする機会があると思います。

今回のブログでは、抱っこが親子にもたらす効果と抱っこ紐の役割をご紹介。
これから出産される方も、育児中の方も、ぜひ参考にしてみてください。

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産後の身体の回復の手助けをします

     産褥期は、妊娠・出産を通じて変化した身体を労わることが大切です。

    しかしそれはただゆっくり休む、ということだけではなく、適度に体を動かすことも必要。お子さまの1カ月検診が過ぎた頃から、家の近所を少しの時間、一緒に散歩してみてはいかがでしょうか。

    素手で抱くと左右どちらかに寄ることがありますが、抱っこ紐を着けることで、体に荷重が分散されるので、負担をラクに感じながらお過ごしいただけます。

     

    ママの精神面にも大きな手助けをしてくれます

       「愛情ホルモン」とも呼ばれるオキシトシン。赤ちゃんとのスキンシップは、オキシトシンの分泌を促すことにもつながります。オキシトシンが分泌されることで、親と赤ちゃんのストレスや不安をやわらげ、母乳分泌の手助けにもなると言われています。


      また赤ちゃんを抱っこしながらも、身の回りのことをこなせると、気持ちが少しスッキリしますよね。その際は、両手をあけることができるタイプの抱っこ紐を活用してみてください!

       

      親子の信頼関係を築きます

         たくさん抱っこしてあげることで、赤ちゃんの変化に気づきやすくなり、赤ちゃんからのリクエストに応えやすくなるのだとか。これらのふれあい、また抱っこで得られる密着感を通じて、赤ちゃんの安心感と信頼感を強め、親子の情緒的な絆を深めるのに役立ちます。妊娠や出産を経験していないパパと、赤ちゃんが信頼関係を築く方法として、ぜひたくさん抱っこしてみてくださいね。

         

        赤ちゃんが新しい世界へ踏み出す後押しに!

           赤ちゃんがママのお腹にいたとき、ずっと聞いていた音はなんだと思いますか?それは、ママの心臓の音です。抱っこすることで心臓の音が聞こえて、赤ちゃんが安心感を覚えることがあります。「抱っこじゃないと寝ないんです…」というお声を聞くことがありますが、それは抱っこされていることでお子さまが安心している証拠かもしれませんね。

          赤ちゃんはパパママを通じて、社会と触れ合っていきます。抱っこ紐で抱っこしながら、同じ景色や体験を共有することで、お子さまが安心した状態で社会と関わるきっかけになりますね。

           

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           生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ話すことも歩くこともできません。抱っこを通じて、ゆっくりゆっくり外の世界とつながりを持って成長していきます。しかし、素手で抱っこし続けることは難しいので、抱っこ紐を活用しましょう!

          この大切な期間、赤ちゃんを身にまとうように(“ベビーウェアリング” といいます)、たくさん抱っこして過ごしてみてはいかがでしょうか?